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歯の変色が気になる、歯が欠けているのが気になる、矮小歯があって、前歯の歯並びが気になる。
歯の変色を改善するのにホワイトニングがありますが、それでも改善できない場合もあります。そのような場合、歯の表面を少しだけ削って、セラミックのシェルを張り付ける、セラミックラミネートべニアがおすすめです。
また、歯が欠けた場合、範囲が小さい場合はコンポジットレジンを用いて修復できますが、範囲が大きい場合はセラミックを用いてラミネートべニアで修復したほうが、予後が良く、長期的な変色も防げます。さらに、歯を削った当日にそのままセラミックべニアを作成し、そのまま接着まですることで様々なメリットがあります。従来では困難なことでしたが、セラックシステムにより短時間で高品質のセラミックの作製が可能になりました。
べニア修復のメリット:冠に比べて歯を削る量が少ない、色を合わせやすい
セレックOne Visit治療のメリット:削った歯面の感染を防げる、接着をしっかりできる、神経が生きている場合、麻酔が1回でよい、1回の通院で完了できる。
このように、歯によい治療といえるわけです。
セラミックワンビジットべニア治療の流れ
①まず、今の歯の治したいところを確認します。形態をどのように修正したいのか、また色をどのように合わせたいのかをみていきます。歯の中の変色の度合いによって、使用する材料も変わってきます。(変色の度合いが強い場合、もしくは治療する歯の周囲の歯の色が個性的な場合は、即日ではできない場合もあります)
②今の歯の形態をカメラでスキャンします。
③必要に応じて、麻酔をします。歯の表面を暑さ1ミリほど削ります。基本的には歯の唇側のみを削ります。
④プライムスキャン(カメラを用いて型取りする機械)を使ってスキャンします。
⑤歯のデザインを設計します。
⑥プライムミル(セラミックを削り出す装置)を用いて、セラミックのべニアを作成します。
⑦調整、研磨して装着します。
セレックを使えば、従来なら歯を多く削らないといけないようなケースでも、必要最低限の削合量で高品質のセラミックを作製できます。また、セレックを用いて即日で修復することで、削った面の感染のリスクを減らすことができますし、接着の質を向上することができます。もし、べニアを即日でしない場合は仮歯の製作が必要ですが、べニアの仮歯はどうしても外れやすいというデメリットがあります。このように、即日でのセラミックべニア修復には多くのメリットがあります。
即日でのべニア修復ができるかは、歯の中の状態よって診断が必要ですので、まずは十分な診察が必要です。即日でのセラミックべニア治療は、1本、6万5千円(税別)となっております。(2025年現在)